最後にうずしおクルーズです！

淡路島南西部に位置する福良港から、鳴門海峡に出航。

うずしおは太平洋と瀬戸内海の潮の干満差で発生します。

大小さまざまなうずしおが現れては消えていく様は

予想以上に迫力があり

自然現象とわかっていても不思議です。

海面下でどんな水流になっているのか、想像もつきません。

あと面白いなと思ったのは

太平洋と瀬戸内海で、水位差があること。

小さい滝のように

太平洋から瀬戸内海に流れ込んでいるのです。

鳴門海峡より太平洋側の海面は凪いでおり、

瀬戸内海との干渉部で潮の干満差により見られるのでしょう。

全く想像もしていなかった現象で

非常に面白いツアーでした。

研修旅行はこのように

美味しいものを食べ、観光をする、ほぼ旅行です。

久々に会った他の支社の人と話したりするのが

会社らしいところですね。

キタイ設計の良さを

少しでも感じてもらえたら幸いです。

続いて向かったのは「旅館うめ丸」。

先にお昼をいただきます。

鯛料理がメインですが、伊勢海老や鮑もあり

素晴らしい海鮮料理の数々。

なかでも、淡路島の郷土料理である

宝楽焼き（写真1枚目）が絶品でして！

土鍋に鯛・サザエ・玉ねぎを蒸し焼きにしたお料理で

旨味も香りも凄い（語彙力不足）

……なんか食べ物の話ばっかしてますが

美味しかったからいいですよね。

淡路島楽しかった！

では小学生並の感想と言われそうなので

各所の説明をします。

初めに着いたのは「たこせんべいの里」。

たこせんべいの生産工場で、

何十種類あるのかわからんほど

多種多様なたこせんべいがありました。

30種類は優に超えていたと思います。

試食コーナーがありますので

皆手に一杯のせんべいを抱えて

どれが美味しいだろうってわいわいしました。

私は「たまねぎ」がお気に入りです。ほのかな甘さが良い。

滞在時間は短かかったですが、楽しいひと時でした。

研修旅行です！

今年は淡路島でうずしおクルーズ。

春らしく大迫力の大渦を期待してます！

コロナの影響で研修旅行は長らく中止していたので、

前回は2019年。3年振りです。

楽しんできます。

今回は、タイトルにある通り、

大学で学んだことは仕事で活かせるか？

についてお話ししようと思います。

まず結論から言うと、

大学で学んだことは、仕事で活かせます。

私の出身大学は

大阪工業大学工学部都市デザイン工学科で

土木関係について勉強していました。

このうち、私の現在の仕事（河川砂防）に関わる分野は

・構造力学

・土質力学

・水理学

・景観工学

等が主です。

ほぼあらゆる構造物の基礎として

地盤支持力が足りるか等、地盤の性質が関わりますし、

地震や洪水が起きた時の

安全性を確保できるか計算する上で

構造力学の考えが必要です。

河川砂防の仕事では

川に流れてくる水量を洪水の時にも問題なく流せるか

という河川断面の検討に

水理学（マニング公式等）を使用します。

また河川を改修する時に

元は草木が繁茂した河辺で

魚類や虫の生育環境となっていた場所を

無機質なコンクリートで改修しては

安全にはなっても景観や環境には配慮が足りないので

現地の環境に合わせた改修方法を検討します。

このように大学で学んだことが

実務に関わることはよくあることです。

全て覚えてなくとも、考え方を理解しておくだけで

技術力を身に着けるまでがスムーズになるでしょう。

中には土木関係の勉強を大学では全くしていない

という人もいるかもしれませんが、

入社してから先輩社員に教わることは多々あるので

その一環で学ぶことになります。

ただ、構造力学と土質力学の二つは

どんな分野にも関わりがあるので

事前に勉強しておくと良いと思います。